首里十二支巡りと干支の開運力①☆「守り本尊」って何? | おきなわごころ、かみさまとの暮らし方

首里十二支巡りと干支の開運力①☆「守り本尊」って何?

…でも今の時代、「何となく首里十二支巡りをしているけれど、そもそも『守り本尊って?』と問われてみると、あまり良く理解していない…。」と言う方も多いのではないでしょうか。 そこで今日は、首里十二支巡りの拝み処をお伝えする前に、十二支と守り本尊の基礎知識をお伝えします。

沖縄では首里十二支巡り(首里十二か所巡り)がありますよね。沖縄の干支の守り本尊を巡拝するものです。(自分の干支の守り本尊の寺院のみ、参拝する方も多いですが…。)

干支にそれぞれ「守り本尊」がいらっしゃって、自分の干支を守護する神様へ感謝の拝みを捧げる風習は、本州と共通しています。

…でも今の時代、「何となく首里十二支巡りをしているけれど、そもそも『守り本尊って?』と問われてみると、あまり良く理解していない…。」と言う方も多いのではないでしょうか。

そこで今日は、首里十二支巡りの拝み処をお伝えする前に、十二支と守り本尊の基礎知識をお伝えします。


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首里十二支巡りと干支の開運力①☆
「守り本尊」って何?

沖縄の民間信仰は、チャンプルー?

沖縄は民間信仰…、檀家制度がないためか、不思議ですがあらゆる宗旨宗派が混然としています。

例えば、以前私が読んだ「琉球神道」の本ですが…、琉球神道について伝承をまとめると共に、神道についても多く書かれていて…、さらにその著者が沖縄の寺院の僧侶でした。

昔読んだ本なので、改めて調べて詳しくはまた今度、お伝えします。)

【 首里十二支巡りは、仏教 】

☆ このように宗旨宗派に比較的寛容な世界なので、先日お伝えしたような「東廻り(あがりまーい)」も行えば、今回お伝えするような仏教に基づく参拝を行う方も多いです。

・ 首里十二支巡りで巡る「守り本尊」の考え方は「仏教」ですよね。大日如来や千手観音などの仏様を参拝します。

故人を供養する時にも、沖縄の昔ながらの拝み(ウグァン=御願)とお坊さんの読経供養が入っていたり、仏式の葬儀でも、枕飾りに「シラベーシ」と呼ばれる茹で豚を供えるのが特徴的です。

(本来、仏教では殺生を連想する「肉」はお供えできませんが、沖縄ではシラベーシに限らず、初七日や四十九日などのお供え物にも豚の三枚肉を供えます。)

日本全体でも、クリスマスも祝えば初詣には近所の寺院を訪れ、合格祈願に神社に参拝する…、と言うことはありますよね。これと同じ感覚ではないでしょうか。

そもそも「守り本尊」とは

「守り本尊」はそれぞれの干支に当たる人々を、一生涯守ってくださる仏様です。ですから、十二支を与えられた時から、自分の守り本尊様は決まっています。「守り本尊」様は八柱いらっしゃって、それぞれの干支に分けられているんです。

【 首里十二支巡り:それぞれの守り本尊 】

・ 子年 … 千手観音
・ 丑・寅年 … 虚空蔵菩薩
・ 辰・巳年 … 普賢菩薩
・ 午年 … 勢至菩薩
・ 未・申年 … 大日如来
・ 酉年 … 不動明王
・ 犬・亥年 … 阿弥陀如来

…このように、それぞれの干支で守り本尊様がいます。沖縄では、このそれぞれの守り本尊様を祀っている寺院の全てを巡る習わしがあり、これが「首里十二支巡り(首里十二か所巡り)」です。

ただ実際には、それぞれのご本尊を祀っている、首里近郊の四つの寺院を巡ります。(複数のご本尊を祀っている寺院もあるためです。)

仏様の違いって?

…少し話はそれますが、仏教では如来様(ここでは大日如来様・阿弥陀如来様)が悟った状態で、菩薩様や観音様は悟る直前の状態です♪

人々にとって何だか如来様は手の届かない存在…、と言うイメージはありませんか?一方、お地蔵様や観音様はどこか身近で、悩みを聞いてくれそうなイメージがあります。

【 如来様と菩薩様・観音様との違いって? 】

☆ その通り、如来様は悟りをすでに開かれて、仏界にいらっしゃいますが、菩薩様や観音様は、ここで人々を助けてくれる状態です♪

・ ちなみに明王様は如来様が変化した姿…、「あめとムチ」ではないですが、怒りの表現で教え示す時の姿が明王となります。

なかでも不動明王は明王のリーダー!明王は五柱いらっしゃるので、さながら「ゴレンジャーのレッド!」と言うところでしょうか…(あ、時代が昭和ですね)。

また、それぞれのご本尊によって特徴と言うか、性格があるのですが…、コチラはそれぞれの干支の回でお伝えします。

守り本尊によって違う「真言」って?

沖縄の首里十二支巡りに限ったことではないのですが、干支の守り本尊への参拝では、自分の干支の「真言」を唱えると良い、とされてきました。

…ただこれはサンスクリット語なので、日本人にとってはチンプンカンプン!「音」を仏様へお伝えするものなので、丸覚えか、メモして読み上げてみてください♪

【 首里十二支巡りでの「真言」 】

・ 子の千手観音 … オン、バザラタラマキリク

・ 丑・寅の虚空蔵菩薩 … ノウボウ、アカシャ、ギャラバヤ、オン、アリキャマリボリソワカ

・ 辰・巳の普賢菩薩 … オン、サンマヤサトバン

・ 午の勢至菩薩 … オン、サンザンサクソワカ

・ 未・申年の大日如来 … オン、アビラウンケン、バザラダトバン

・ 酉の不動明王 … ノウマクサンマンダバザラダンカン

・ 犬・亥年の阿弥陀如来 … オン、アミリタ、テイセイカラウン

…参拝の時には良く、手を合わせて心の中で唱えている様子を見掛けますが、拝みの言葉では「音」はいわば呪文♪ちょっと気恥しいものですが、ぜひ、声にだして唱えてください。

 

いかがでしたでしょうか、今日は首里十二支巡り(首里十二か所巡り)の寺院をお伝えする前に、「そもそも『守り本尊』とは何か…」についてお伝えしました。

沖縄の首里十二支巡りは(沖縄の寺院ですから当たり前ですが)、沖縄の拝み事ですが、この守り本尊の考え方に関しては、全国的なものと同じです。

…ただ、本文でお伝えしたように、沖縄は割と寛容なチャンプルーな民間信仰があるために、もしかしたら本州のものとは少し違う部分もあるかもしれません。

どうぞ首里十二支巡りにまつわる他記事も、合わせてお立ち寄りくださり、訪れてみてください♪

【 首里十二支巡りに関する記事♪ 】

沖縄の「首里十二支巡り」とは☆四寺を廻る理由と拝み方
・首里十二支巡りと干支の開運力②☆未と申の盛光寺
・首里十二支巡りと干支の開運力③☆卯・戌・亥の達磨寺
・首里十二支巡りと干支の開運力④☆酉を司る安国寺
・首里十二支巡りと干支の開運力⑤☆慈眼院その1、子年
・首里十二支巡りと干支の開運力⑥☆慈眼院その2、丑寅
・首里十二支巡りと干支の開運力⑦☆慈眼院その3、辰巳
・首里十二支巡りと干支の開運力⑧☆慈眼院その4、午年

※リンクが飛ばない記事は、順次アップしていきます、楽しみにお待ちください♪

まとめ

干支の「守り本尊」とは
・沖縄の民間信仰はチャンプルー
・干支それぞれに守護物様がいる
・如来様は悟り、仏界にいる
・菩薩や観音様は人の世界で助けてくれる
・明王様は如来様が変化した姿
・参拝ではそれぞれの真言を唱えると良い


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