【沖縄の御願行事】2018年7月23日~7月29日カレンダー! | おきなわごころ、かみさまとの暮らし方

【沖縄の御願行事】2018年7月23日~7月29日カレンダー!

【沖縄の御願行事】2018年7月23日~7月29日カレンダー!

沖縄の御願行事、2018年7月23日(月)から始まる一週間は、旧暦では6月11日~6月17日に当たります。毎月旧暦15日には、ヒヌカンとトートーメー(位牌)への拝みもありますよね。

さらに6月と言えばウマチーです。都心部ではすっかり姿を見せなくなりましたが、南部へ行けば、今でもこの時期に綱引きをしたり…と、門中や集落での行事も盛ん!

そこで今回は、沖縄の御願行事、旧暦6月11日~17日(新暦2018年7月23日~29日)の一週間をお伝えします。


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【沖縄の御願行事】
2018年7月23日~7月29日カレンダー!

旧暦6月11日~17日、沖縄の御願スケジュール

では早速ですが、この時期の沖縄の御願スケジュールはコチラです。

【 沖縄の御願:旧暦6月11日~17日 】

★ 旧暦6月15日、新暦2018年7月27日が忙しくなります!

① ジュウグニチの拝み 

… 毎月恒例のヒヌカン、トートーメー(位牌)への御願の日です。白ウブクを三膳並べて手を合せてください。

② 六月ウマチー(ルクグァッチウマチー)

… さらにこの日は門中や集落の繁栄を祈願する「ルクグァッチウマチー」で、住まいの御嶽を訪れて神酒を供え拝みます。

六月ウマチーは家や地域でさまざま

ただし六月ウマチーは都心部(那覇市)などでは、ほとんど廃れているなど、門中や地域、家によって扱われ方はさまざまです。

【 沖縄の御願:六月ウマチー 】

★ もともとは琉球王朝の時代、稲作・麦作が盛んだった時代に王朝が積極的に行ってきた沖縄の御願で、稲作・麦作の衰退とともにウマチーも見なくなりました。

・ 今では糸満市などの南部での集落毎の行事として、綱引きやお相撲が見られる他、神人が個人的に参拝するようになりました。

ただ前項でお伝えしたように、門中の繁栄(子孫繁栄)や仕事運の向上の意味合いに変化している家庭もあり、門中や家庭単位で、御嶽を訪れる姿もあります。

個人で行う、六月ウマチーの拝み方

ヒヌカンのある家では、ヒヌカンを仕立てた時に参った御嶽を訪れて、拝んだ下さい。習わしとして特徴的なのは「神酒」を献上する点です。

【 沖縄の御願:ウマチーの拝み方 】

★ 今では膳に神酒(ミキなど)と、花米(洗っていない米粒)を供えています。御嶽でのお線香はヒラウコーであれば二枚半です。

・ ミキは今でも手作りをする門中などを見受けますが、個人で拝むのであれば、ヤクルトやヨーグルトなどの乳製品を供える家も多いので、この方法でも問題はありません。

その昔は醸して作ったアルコール成分の入る「お酒」でしたが、現代ではアルコール成分のないミキがほとんどです。そのため、市販の「MIKI(宮古島のマルマサ商店などのもの)」をお供えする家も多くなりました。

本来、ウマチーは「吉日」

「同じ日に沖縄の御願行事が重なると、あれもこれもでテンパってしまう…。」なんて声もしばしばあります。そこで、琉球王朝時代のウマチーまで遡ってみました。

【 沖縄の御願:ウマチー行事 】

★ 実は最も盛んだった琉球王朝時代には、ウマチー行事は「吉日」とされいます。

・ ですから本来の在り方を考えれば、旧暦6月15日の満月には毎月恒例のヒヌカン・トートーメーへの拝みを済ませ、翌日にウマチーの御願を行う家もあります。

…もちろん、これはあくまでも個人単位の拝み方で、集落や門中では旧暦15日に行うことが多いですが…、実際に八重山諸島の「ウマチー」である「プース(宮古島)」や「プーリィ」は、六月吉日です。

少し、心に留めてみてはいかがでしょうか。

旧暦6月15日の拝みの流れ

…と言うことで、旧暦6月15日(2018年7月27日金曜日)は、「ジュウグニチの拝み(15日の拝み)」と、六月ウマチーが重なる日…、家で両方とも拝むなら、下記のような流れがスムーズですので試してみてください。

【 沖縄の御願:旧暦6月15日の流れ 】

① 朝、ヒヌカンへジュウグニチの拝み行う。 … ヒヌカンへは白ウブク(白ご飯)を三膳、供えてください。

② ジュウグニチの拝みの後、「これから六月ウマチーの御願のため、〇〇御嶽まで行きますので、無難に御願ができるようお願いいたします。」と伝えます。

③ 住まいの集落の御嶽へ行きます。 … 御嶽へはミキ(若しくは代用できる飲み物)と花米を供え、拝み事は健康祈願・繁栄祈願です。

④ 帰宅後、神棚へお供え物をして報告すれば終了です。 … 神棚へは花米と神酒の他、果物とお菓子の盛り合わせも出してください。

…ただし、沖縄では神棚は宗家にあることが多いです。神棚がない家ではヒヌカンへ④のお供え物をして、報告する家もあります。

ちなみに拝む時に拝するヒラウコー(沖縄線香)は、ヒヌカンや御嶽では二枚半(タヒラ半)ですが、宗家の神棚であれば二枚(タヒラ)で大丈夫です。

 

いかがでしたでしょうか、今日は新暦2018年7月23日~29日までの、沖縄の御願カレンダーをお伝えしました!この週は特に、ジュウグニチの拝みとウマチーが重なっていますので、その流れをお伝えしています。

ウマチーの意味合いが豊穣祈願や豊作祭から、門中や家族の繁栄、仕事運や商売繁盛の意味合いへと変化しつつある今、改めて「自分達の家だけでも…。」と沖縄でも御願を行う家が増えてきました。

ウマチーはお米や食べ物の大切さを実感するきっかけにもなり、子どもと共に行えば食育にもなります。ぜひこの機会に、家族でウマチーについて話してみてはいかがでしょうか。

まとめ

2018年7月23日~7月29日の沖縄の御願
・2018年7月27日(金)はジュウグニチの拝み
・2018年7月27日(金)はウマチーの日でもある
・琉球時代、ウマチーは「吉日」だった
・朝、ジュウグニチの拝みを行う
・その後、ウマチーの行事を行う


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