沖縄のトゥンジー(冬至)☆本州とは違う迎え方 | おきなわごころ、かみさまとの暮らし方

沖縄のトゥンジー(冬至)☆本州とは違う迎え方

沖縄のトゥンジー(冬至)☆本州とは違う迎え方

沖縄では冬至を「トゥンジー」と言いますよね。呼び方だけではなく、本州の冬至と沖縄のトゥンジーは、迎え方が全く違います

本州の冬至と言えば、「融通の利く」柚子風呂に入って、カボチャや小豆の料理をいただき、クンチー(精力)を養い、冬に備えるイメージがあります。

けれども沖縄のトゥンジー(冬至)と言えば、「トゥンジージューシー」や「ターンム料理」ではないでしょうか。

また他の行事と同じく、神様や祖霊への拝みがその中心にあります。そこで今日は、沖縄でのトゥンジー(冬至)をお伝えします。


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沖縄のトゥンジー(冬至)☆
本州とは違う迎え方

沖縄でもトゥンジー(冬至)の日は同じ

沖縄の行事と言えば、ほとんどが旧暦行事ですが、春と秋のお彼岸と同じく、冬至もまた毎年変わる太陽の運行に則ります。

そもそも冬至は地球を回る太陽の高さが、北半球では低くなり、一日の日照時間が一年で最も短くなる日…、ですよね。ですから全国的にも、もちろん沖縄でも、毎年日にちが変わってきます

目安で言えば、毎年12月22日頃が多いです。

【 2018年のトゥンジー(冬至) 】

☆ では2018年は何日に当たるかと言えば…、12月22日がトゥンジー(冬至)となります。

沖縄のトゥンジー(冬至)の準備

全国的な冬至では、カボチャの煮物や小豆粥…、ふたつ合わせてカボチャのいとこ煮などを料理して、たっぷりの柚子を用意する家が多いのではないでしょうか。

柚子は輪切りにしたり、そのまま入れたり…、熱湯を掛けて香りを立てる家庭も多いですよね。けれども沖縄のトゥンジー(冬至)は、違います。

【 沖縄のトゥンジー(冬至) 】

☆ 沖縄では「トゥンジージューシー」と、ターンム(田芋)料理を作り、当日はヒヌカン(火の神)とお仏壇へ供えるのが習わしです。

・ 「トゥンジージューシー」はかつてはターンム(田芋)やチンヌク(里芋)を混ぜて煮た雑炊でしたが、今では定番家庭料理の「ジューシー」炊き込みご飯が多くなりました。

…かつての沖縄ではもともとトゥンジージューシーに、ターンム(田芋)などのイモ類が入っているため、これのみお供えをしましたが、現代では芋類が入っていないために、副菜としてターンム(田芋)料理もお供えします。

ターンム(田芋)料理では、「ンムニー」と呼ばれるターンムをふかして練り潰した「きんとん」のような料理を作ることが多いです。

詳しくは別記事「ウンネーウイミはンムニーを供えて☆レシピと拝み方」を参考に、作ってみてください♪

ヒヌカン(火の神)への拝み方

沖縄のトゥンジー(冬至)の日は、トゥンジージューシーとターンム(田芋)料理を作ったら、まずはヒヌカン(火の神)へお供えをして拝みを捧げ、続いてお仏壇へお供えをします。

【 沖縄のトゥンジー、ヒヌカンへの拝み方 】

☆ 日ごろのお供え物(供え葉・塩・酒・水)を取り換え整えるとともに、用意したトゥンジージューシーを丸善に配膳して供えます。

・ ヒラウコーはタヒラ半(2枚と半分=日本線香12本と3本)、「本日はトゥンジーでございます。」と報告をしてください。

家長を中心として、報告と共にトゥンジージューシーをお供えしていること、日ごろからの御加護への感謝と共に、今後のお見守りと御加護を祈願します。この拝みはそれぞれの気持ちを込めて、現代の言葉で問題はありません

【 沖縄のトゥンジー、拝みの最初と最後の言葉 】

☆ 最初に「アリサーサーウートゥートゥー、ヒヌカンガナシー。」と伝えます。意味合いは「あな尊き、ヒヌカン様(ガナシー=「様」)」です。

・ 最後には「どうぞクリカラも、ミーマンティー ウタビミスーリー、ウートゥートゥー。」とお伝えすれば大丈夫です。

「ウートゥートゥー」は拝み言葉として、お馴染みですよね。沖縄ではコマーシャルなどでも出てきます。「なーむー」のような意味合いでしょうか。

また、最後の「ミーマンティー~」の文は、「どうぞこれからも、見守っていてください。」と伝えています。

続いてお仏壇へ拝む

ヒヌカンへの拝みを終えたら、続いてお仏壇です。

【 沖縄のトゥンジー、お仏壇へのお供え物 】

☆ ヒヌカンへはトゥンジージューシーの椀のみでしたが、お仏壇にはお膳にトゥンジージューシーと、ターンム(田芋)料理、さらにお箸を添えて供えます。

・ ヒラウコー(沖縄線香)は祖霊へはタヒラ(2枚=日本線香12本)、拝む言葉については、ヒヌカンと同じです。

昔ながらの、沖縄のトゥンジージューシー(雑炊)の場合には、なかにターンム(田芋)やチンヌク(里芋)などが入っているため、ターンム(田芋)料理を副菜に供えない家が多いです。

炊き込みご飯版の、沖縄の現代トゥンジージューシーの場合には、ターンム料理を添えてください。

☆ お仏壇へお供えして拝み、暫く経ったらウサンデー(お下げして)大丈夫です。家族皆でいただいてください♪

 
 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄のトゥンジー(冬至)行事についてお伝えしました。2018年度の冬至は12月22日!この日が過ぎれば、クリスマスに大掃除・年末年始と、正に「師走(しわす)」の日々ではないでしょうか。

全国的にいただくカボチャ料理や小豆粥、沖縄のトゥンジーでいただくターンム(田芋)料理やジューシーも、栄養満点の料理ばかりです。

忙しくなる前に昔ながらの習わしに倣って美味しくいただき、ぜひクンチー(精力)を付けて、忙しい年末年始に備えてみてはいかがでしょうか♪

【 冬至や沖縄のトゥンジーに関する記事 】

【沖縄の旧暦行事】旧暦十一月、トゥンジージューシー到来!
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・ウンネーウイミはンムニーを供えて☆レシピと拝み方
トゥンジージューシーや芋料理☆沖縄の冬至料理レシピ
・2018年の冬至の日にちは?昔から伝わる5つの習わし
・全国的な冬至料理は手軽に楽しむ☆おすすめ時短レシピ
・冬至に限らず柚子風呂でほっこり☆冬に楽しむ入浴法

※ 記事をアップ次第、リンクを貼っていきますので、楽しみにしてください♪

まとめ

沖縄でのトゥンジー(冬至)の迎え方
・2018年は12月22日が冬至
・ジューシーとターンム料理を用意する
・ヒヌカンにジューシーを供え、拝む
・お仏壇にジューシーとターンム料理を供える
・ウサンデーして皆でいただく
・トゥンジージューシーはもともとは雑炊
・雑炊であれば、雑炊のみ供えても良い


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