【沖縄の昔遊び】お手玉はお守り☆作り方と「イシナーグ」 | おきなわごころ、かみさまとの暮らし方

【沖縄の昔遊び】お手玉はお守り☆作り方と「イシナーグ」

【沖縄の昔遊び】お手玉はお守り☆作り方と「イシナーグ」

お手玉は全国的にも、昔ながらの遊び道具ですよね。昔、沖縄ではこのお手玉を「オーシートー」と呼んでいました。

ひとつ、ふたつとくるくる回したり、数人で廻して遊んだり…、小さなお手玉でいろいろと遊ぶことができます。そして、沖縄でお手玉の始まりとも言える遊びが「イシナーグ」です。

テレビやゲーム、スマホと環境が整う今だからこそ、少し電気の電源を切って、静かな遊びもしたくなりますよね。そこで今日は、お手玉の作り方や遊び方、イシナーグについてお伝えします。


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【沖縄の昔遊び】お手玉はお守り☆
作り方と「イシナーグ」

お手玉のなかに入れるもの

お手玉って、遊ぶのも楽しいのですが、作るのも楽しいですよね。長女が小さい頃は、この中身の用意自体がちょっとした遊びでした。

【 お手玉の中身を採りに行く! 】

☆ 沖縄でお手玉の中身と言えば…「しし玉」♪全国的には「数珠玉」などと呼ぶそうです。

・ 沖縄ではこのしし玉の植物が、あちこちで生えていて(我が家の場合、小学校の校庭などに)それを採りに行きました。

しし玉
こんな風に黒くなっていたら、採り時です♪さらにしし玉がない時には…、何とサンゴ石や貝などをお手玉に入れることもあります。調べてみると、全国的には小豆やお米、沖縄のように数珠玉やシジミの貝殻を入れることもあるようです。

ちなみに、お手玉の中身にお米を利用するお母さんは少なかったものの、私は「目当て」や「首当て」に玄米を入れていました。何度も温めて使えるので便利です♪

お手玉の作り方

お手玉の中身を集めたら、作り始めます。お手玉の布は何でもOK♪私は日ごろから子ども達の古着や糸切れなどを、お手玉や毬作りのために残していました。

シャツ類の古着を使うと、布も丈夫でおすすめです!

【 お手玉、二種類の作り方 】

☆ 座布団お手玉 … 縦と横が1:2になる長方形の布を四枚用意します。(5cm×10cmくらいが丁度良いです。)

① 上記の絵を参考に、同じ数字の辺を縫っていきます。

② 最後の辺を縫う前に中身を詰め込んでください。

③ 空いた部分をかがりぬいすれば完成です。

お手玉イメージ

☆ 俵お手玉 … 布の縦と横は1:2と言われますが、実は私は「13cm×16cm」がの大きさが丁度良くておすすめ♪

① 絵のように半分に折ったら端っこを縫います。

② 輪になった片方を縫って、引っ張り縮めて締めてください。

③ 中身を入れたらもう片方も縫い縮めます。

④ ここで玉止めです。

⑤ 留めた部分はお手玉に入れて、何度かしっかり縫って留めたら、完成!

絵を参考にしながら、ぜひ、作ってみてください♪

お手玉の最初の遊び、「イシナーグ」

「イシナーグ」は本来、石を使う遊びなのですが、後にお手玉に代わり、今でも初めてお手玉をいじる頃には、よく遊ばれます。

【 お手玉の元祖、イシナーグ 】

☆ お手玉は一人につき五個、用意をしてください。

① お手玉からひとつ「親」を決め、その親のお手玉を高く投げ上げます。

② 高く投げている間に、床のお手玉を一つ拾い、そのまま投げたお手玉をキャッチ!

③ 五個全てが手元に残るまで続けます。

④ これができたら、床のお手玉を二個拾って親をキャッチ!三個拾って親をキャッチ!四個拾って親をキャッチ!…と続けてください。

⑤ ここで全部できた人が一人であれば、その人が勝ちですし、複数人いれば、得点を競います。

☆ 得点の競い方

⑥ 手のひらにある五個のお手玉全てを高く上げ、手のひらをひっくり返して、手の甲で五個のお手玉をキャッチします♪

⑦ 手の甲に何個のお手玉が残ったのか…、によって、得点を決めてください!

…これが、沖縄のお手玉の元祖になった「イシナーグ」の遊びです。今ではお手玉で遊ぶことが多いですが、このような遊びですから、小石や貝殻など、昔はさまざまなものを使っていました。

お母さんの母心、お手玉をお守りに…

お母さんが手作りしたおもちゃは、子どもは何故か、いつも持ち歩きますよね。またお手玉の「包み」にも、「神様を包む」などの意味合いがあるとも言われ、手作りのなかに母心を入れていました。

【 お手玉をお守りにする 】

☆ お手玉のなかに小さなサンを入れたり、しし玉を塩の上に置いて、ヒヌカンへ拝み、子どもの安全を祈願して、お手玉にしたり…。

・ 子どもの健康に心配がある時には、元気に育った子どものお古の洋服をもらい、これをお手玉の布地にすることもありました。

お手玉は「包む」ことができますから、そこに子どもへの安全を願う、親心を包んで持たせると、少しばかり安心します。

 

いかがでしたでしょうか、今日はお手玉の作り方や、簡単なお手玉遊び「イシナーグ」の遊び方についてお伝えしました。

本文中でお伝えしたように、お手玉には座布団型と俵型がありますが、手作りは大変ながらも座布団型が丈夫で、子どもにも人気でおすすめです。(お手玉大会などでも、座布団型が使われます♪)

お手玉のお守りですが、元気に育った子どもの古着をお守りにすることは、時々見受けられます。妊娠中に不安があった時にも、元気に産まれた赤ちゃんの古着で、小さなお手玉を作ったこともありました。

ぜひ、親心を包んだ手作りのお手玉を子どもに持たせ、昔遊びを試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

お手玉の作り方と遊び方、「お守り」にする方法

・中身は数珠玉や小豆、お米など
・座布団型と俵型がある
・布は日ごろから古着をとっておく
・イシナーグはお手玉の元祖
・お手玉に祈願した数珠玉を入れる
・お手玉の中に小さなサンを入れる
・元気に育った子の古着で作る


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