沖縄には「奇数」がいっぱい☆拝みに多い数字の意味 | おきなわごころ、かみさまとの暮らし方

沖縄には「奇数」がいっぱい☆拝みに多い数字の意味

沖縄には「奇数」がいっぱい☆拝みに多い数字の意味

沖縄の拝みでは、「奇数」が何かと登場しますよね。お供え物の品数やお線香、グイスを唱える回数…、どれも沖縄では奇数でなければならない、…とするものが多いです。

沖縄で多い奇数は、「三」「五」「七」、特に「七」はあらゆる伝説やしきたりで登場し、大切な数字として扱われてきました。

どのような沖縄の御願で奇数が用いられているのか、改めて考えると、気になりますよね。そこで今日は、沖縄の御願における「奇数」についてお伝えします。


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沖縄には「奇数」がいっぱい☆
拝みに多い数字の意味

お供え物に見る、沖縄の「奇数」

沖縄のお供え物は、「奇数」個を準備するしきたりが数々あるんです♪数え上げればキリがないほどですが、良く知られる、沖縄の奇数個のお供え物をいくつかお伝えします。

【 沖縄のお供え物に見る奇数 】

① 御三味(ウサンミ) … 沖縄のお供え物では欠かせないのが、重箱料理におかずを詰めた御馳走、「御三味(ウサンミ)」です。

→ おかずは、必ず三品・五品・七品などの奇数品目を詰めます。また、お餅も詰めますが、お餅の個数も奇数です。

② その他のお供え物(お盆や法事など)

→ ダーグ(団子)は七個、「ハーガー」などのお菓子も七個の奇数個ずつ、対で供えます。

③ お盆に飾る、さとうきびの杖「ソーローハーシ」

→ 御先祖様が杖代わりに使うとされる、さとうきびの杖。お仏壇の両脇に飾りますが、これは「七節分」です。

…などなど、他にも御願では定番のウチャヌクも、沖縄の「奇数」を物語る、「三段重ね」ですよね。

さらに神様へのお金「クバンチン」は「三十五円」で、これも奇数です。さらには御先祖様へ送るあの世のお金、「ウチカビ」は、家長が五枚、他の家の者は、一人に付き三枚ずつ燃やすとされています。

法要に見る、沖縄の奇数

沖縄では初七日から四十九日までの、毎週の追善供養をとても大切にしていますが…。

【 沖縄の法要に見る「奇数」 】

☆ この四十九日までの周忌法要を、「ナンカスーコー(七日焼香)」と言い、沖縄では奇数週を「ウフナンカ」、偶数週を「マドゥナンカ」といいます。

・ 弔問客が訪れるスーコー(焼香=法要)が奇数週の「ウフナンカ」、家族のみで小さく行うスーコーが偶数週の「マドゥナンカ」です。

…これは仏教と重なりますが、「割り切れない数字=神の数字」とする考え方があります。割り切れることで、あの世とこの世など、対の世界(相対世界)があるために、偶数は神聖な数字ではない、としています。

神様が宿るとされる結び目や折り目なども、「お祓い」目的の沖縄の拝みでは、奇数の結び目や折り目が多いです。

沖縄の御願に見る「奇数」

これらの沖縄の奇数のなかでも、特に「七」に関しては、沖縄のあらゆる言い伝えのなかで登場します。そう考えると、「七」には特別な意味合いがあるようです。

【 沖縄の御願に見る「奇数」 】

① 「ナナマブイ・シチマブイ(七魂)」

… 沖縄では人には「七つの魂(ナナマブイ)」が宿っているとされ、ビックリした時にはマブイを落とすとされ、拾いに行ったりします。

② 「七役場」

… 沖縄ではあの世(グソー)の世界には、役場があるとされ、人が死ぬとあの世の役場で「住民登録」を行いますが、この役場が「七役場」です。

③ 「家七代」

… 沖縄には祖霊信仰があり、御先祖様も神様として拝みを捧げます。なかでも「自分の代から七代後」に、「祖神(祖霊が神様になった存在)」になります。

…このようなことから、沖縄では奇数のなかでも特に「七」は神聖です。ですから前述したお供え物の御三味(ウサンミ)でも、五品よりは七品を選ぶ地域が多いです。

【 「七」を超えて、違う世界へ 】

☆ この他にも「七つの十字路を通る、模擬葬式(カジマヤー)」や、「七つの橋を渡って、神の世界へ入る(イザイホー=祭祀)」などがあります。

・ こう見て行くと、沖縄では奇数は「神様への数字」「神様と繋がる数字」と言えるのではないでしょうか。

 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄の拝みでの「奇数」についてお伝えしました。お供え物ひとつ取っても、沖縄では「奇数」がとても多いです。

思えば全国的にも、祝儀や香典の金額を考える時、「偶数は割り切れるから縁起が悪い」として、二万円などの偶数を避けますよね。(最近では「二万円に関しては良い」とする風潮もあります。)

本文中でもあったように、全国的にも周忌法要は三回忌・七回忌…と奇数の年に行いますし、三十三回忌で忌上げになることも、沖縄の風習と同じです。

拝みの際に柏手を打ったりしていると、沖縄の「奇数」に限らず、数字には力があることを感じます。不思議ですよね…、ぜひ一度、数字を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

沖縄の拝みに見る「奇数」

・お供え物には多くの「奇数」がある
・周忌法要では奇数週に人が集まる
・重箱のおかずは五品や七品
・重箱のお餅は十五個などの奇数個
・人には七つの魂がある
・祖霊は七代先に「祖神」になる
・あの世には七つの役場がある
・七つの橋を渡り、神の世界へ行く
・七つの十字路を通りあの世へ行く
・「七」は神への数字


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