毎月のヒヌカン拝み☆旧暦一日・十五日の拝み方 | おきなわごころ、かみさまとの暮らし方
ヒヌカン 沖縄の御願

毎月のヒヌカン拝み☆旧暦一日・十五日の拝み方

毎月のヒヌカン拝み☆旧暦一日・十五日の拝み方

ヒヌカン(火の神)を祀る沖縄の家では、毎月旧暦の一日・十五日に拝みを捧げ、日ごろの見守りに感謝をするのが習わしですよね。

地域や家によっても違いがありますが、かまど(台所)の神様であるヒヌカンは「男性が触ってはいけない」と言う言い伝えもあり、主に女性が拝んでいます。

定期的に手を合わせ感謝を捧げることで、家族の安全への信頼感を得られたら、安心できますよね。そこで今日は、ヒヌカンへの毎月の拝み方をお伝えします。ぜひ、参考にしてください♪


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毎月のヒヌカン拝み☆
旧暦一日・十五日の拝み方

ヒヌカンへの拝みは旧暦一日・十五日

独立してヒヌカンを祀ると、その後は旧暦一日・十五日に拝みを捧げるのが習わしです。

(実際には現代に合わせているので、おおよそですが)旧暦は陰暦…、月の動きに合わせているため、一日は新月、十五日は満月に当たります。

【 ヒヌカンは旧暦一日・十五日 】

☆ これを昔ながらの沖縄言葉で「チィタチ・ジュウグニチの拝み」などと言い、「チィタチ」が一日、「ジュウグニチ」が十五日です。

・ この日は朝からお供え物をして、日ごろの感謝を伝えるとともに、ヒヌカンまわりの掃除をする家もあります。

ヒヌカンの掃除は「理由」を伝える

…と言うのも、ヒヌカンはウコール(香炉)の灰にいるとされるため、日ごろはあまり掃除をしません。

【 ヒヌカン掃除の前に 】

☆ さらにこのウコール(香炉)の灰には、家の良い事や悪い事…、あらゆる事柄が記帳されているとも言われてきました。

・ ですからむやみにウコール(香炉)の灰を掃除することは、「神様から悪事を隠す行為」などとも言われているんです!

そのため、「今日はチィタチの日です。汚れているので掃除をします。」などと理由をお伝えしてから掃除をします。

このヒヌカンのウコール(香炉)の灰ですが…、ざるで漉してキレイにする場合には、これも「やり方」があるんですよね。

ヒヌカンのウコールの灰をざるで漉す掃除の方法は、「ヒヌカンの灰の掃除☆神様に残ってもらう5つの手順」でお伝えしますので、楽しみにしてください♪

チィタチ・ジュウグニチのウサギムン(お供え物)

チィタチ・ジュウグニチには、毎月ご飯をお供えします。また、日ごろのお供え物であるお塩や供え葉を交換するのにも、良いタイミングです。

【 ヒヌカンのウサギムン(お供え物) 】

☆ 日ごろのお供え物(供え葉・塩・水)の他、白ウブク(白ご飯)を三膳供え、ヒラウコー(沖縄線香)をタヒラ半(二枚と半分)拝します。

・ ちなみに、お仏壇のある家でも白ウブクをお供えしますが、こちらは対の二膳です。ヒラウコー(沖縄線香)もタヒラ(二枚)のみで違います。

…日常的に黒米を混ぜるなど、赤ウブク(赤ご飯)を家族で食べているなら、家族と同じ赤ウブクを供える家庭が多いです。「日ごろの拝み」と思って供えてください。

チィタチ・ジュウグニチの拝み方

ヒヌカンへは毎日手を合わせる家、チィタチ・ジュウグニチのみ手を合わせる家ありますが、この日は改めて、お見守りに感謝をしてください。

【 ヒヌカンへの拝み方 】

☆ 「本日はチィタチ(ジュウグニチ)でございます。

日々、私たち家族をお見守りいただき、誠にありがとうございます。

この家に住む家族みな、ウティン・ジーチ・リュウグ(※)の神々の皆さまのお恵みをいただき、健やかに穏やかに暮らすことができております。

ありがとうございます。」

…ヒヌカンは「ウトゥーシドゥクル(お通し処)」、ヒヌカンを通して他の神々への拝みもできる存在です。

※「ウティン・ジーチ・リュウグ」とは沖縄の神様で「天・地・海(竜宮)」を差し、ヒヌカンを通して他の神々へも感謝を捧げています。

お仏壇へも拝みを捧げて

お仏壇のある家では、ヒヌカンの後にお仏壇へも拝みを捧げるのが習わしです。

前述した通り、お仏壇へはウブク(ご飯)は二膳、日ごろのお供え物は供え花に対(二杯)のウチャトゥ(お茶)、一杯のお酒を供えてください。

【 お仏壇への拝み方 】

☆ 「ウートゥートゥー、ウヤフジガナシー(あな尊き 御先祖様)

皆様のお見守りのお陰様で、クワッウマガヌチャー(子孫)皆、健やかに穏やかに暮らすことができております、ありがとうございます。

どうぞ、これからも変わらず、ミーマンティー ウタビミスーリー ウートゥートゥーディービル(見守ってください)。」

 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄でヒヌカンを祀る家庭で行う、毎月旧暦一日・十五日の拝み事、「チィタチ・ジュウグニチの拝み」をお伝えしました。

「拝み方」と言っても、ウブク(ご飯)をお供えして、日ごろの感謝を伝えるだけです。

このタイミングでヒヌカンの掃除を行う家庭も多いですが、ずっと続く日常なので、その日のヒヌカンの様子で判断しても、もちろん問題はありません。ぜひ、ヒヌカンを祀っている家庭で日常として、習慣にしてみてください。

まとめ


旧暦一日・十五日に行う、ヒヌカンの拝み

・旧暦一日と十五日が拝みの日
・掃除をするなら前に理由を伝える
・お供え物は白ウブク(ご飯)三膳
・ヒヌカンを通して神々へ感謝を伝える
・お仏壇のある家ではお仏壇へも拝む


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