【沖縄の御願行事】2018年7月16日~7月22日カレンダー! | おきなわごころ、かみさまとの暮らし方

【沖縄の御願行事】2018年7月16日~7月22日カレンダー!

【沖縄の御願行事】2018年7月16日~7月22日カレンダー!

沖縄の御願は旧暦を見て行いますよね。新暦2018年7月16日(月)~7月22日(日)は、旧暦では6月4日~6月10日の一週間に当たります。

ひと目見ても分かるように、旧暦は一か月が30日ですので、新暦と旧暦では大きくズレが生じ、毎年違うので注意をしてください。

と言っても実は旧暦6月4日~10日の間には、大きな御願行事はありません。ですから今回は、それぞれの沖縄の家庭での御願の様子や、ちょっとした決まり事をお伝えします。


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【沖縄の御願行事】
2018年7月16日~7月22日カレンダー!

現代のヒヌカン・トートーメー事情

現代でも多くの沖縄の家庭でヒヌカンが祀られている…、とは言っても、近年ではヒヌカンを祀っていない家も増えてきました。

【 沖縄の御願:現代のヒヌカンとトートーメー 】

★ ヒヌカンを祀る=神様を迎え入れるために、沖縄独自の御願が増えるため、新居を構えても躊躇する家が多いからです。

・ またトートーメー(位牌)に関しても、近年ではお焚き上げや位牌の永代供養が増えつつあります。これは「トートーメー(位牌)を家から出さない」とする習わしがある家も多い点も、原因にあるようです。

…と言うのも、「お仏壇を家から出してはならない」ために、他の場所に住む子孫が継承できない…、結果として位牌自体をお焚き上げしたり、集合墓地に永代供養をお願いする選択が増えてきました。

一戸建て賃貸に…、トートーメー?

「家から位牌(お仏壇)を出さない」習わしは、思う以上に多くの沖縄の家であるようです。そのため、なかには面白い体験談もありました。

【 沖縄の御願:トートーメーにまつわる体験談 】

★ 「位牌(お仏壇)をそのまま家に置いてある、一戸建て賃貸住宅を比較的安い家賃で契約した…」と言う体験談があります。

・ 「この場合、沖縄では御願はどうするのですか?」と言う相談もありますが、この場合「アジカイグァンス(預かり位牌)」と判断し、家主と相談をしながら、拝みを捧げるケースが多いです。

ただし、この見解も人によってさまざまではないでしょうか。信頼のおけるユタさんなどいる方でしたら、相談をして判断すると安心です。

集合住宅だからヒヌカンがない…

また近年では「集合住宅だから、ヒヌカンを置かない」と言う声も多いです。ただ、もちろん集合住宅でもヒヌカンも置けますし、ヒヌカンを置く家が行っている「屋敷の御願」もできます。

【 沖縄の御願:集合住宅 】

★ まず「ヒヌカンセットは大きくて、コンパクトな台所に置けないけれど…」と言う方がいます。

・ この場合には市販の小さな容器を使用して、コンパクトなヒヌカンスペースを作っても、問題はありません。

ヒヌカンは必ずしも専用容器を揃える必要はないからです。

集合住宅での、沖縄の屋敷御願

また本来は屋敷の御願は一戸建てを想定していますから、庭の四隅や門前などへの拝みがありますよね。集合住宅で迷うのはこの点ではないでしょうか。

【 沖縄の御願:集合住宅で拝む 】

① ヒヌカン自体がない場合 … 玄関から扉に向かって、「トゥパシラ(戸柱)の神」へ向かって拝み、屋敷の神々へ「通して」もらってください。」

② ヒヌカンがある場合 … まずヒヌカン様へ拝んだ後、部屋の四隅(ユンシヌ神)に手を合わせます。続いてトイレ(フールヌカミ)、最後にトゥパシラの神に拝みを捧げれば大丈夫です。

ちなみに四隅にいらっしゃる「ユンシヌ神」様へ拝む時には、北→東→南→西の右回りに回ってください。

またヒヌカン自体がない場合には、家によってはトゥパシラの神(玄関口)ではなく、最も力があるとされるトイレの神(フールヌカミ)のみへ拝むこともあります。

ヒヌカンへ拝む頻度

ヒヌカンを祀る家では、毎月旧暦の1日15日の拝みがありますが、実際には拝み方は家によってさまざまです。

拝む時間は朝が多いのですが、忙しくて拝めなかった時には、帰宅後の夕方…と言う声もありました。「拝む前には体を清める!」と言う声も多いのですが、一方で毎回は大変なので、「手足を洗う」と言う方もいます。

【 沖縄の御願:ヒヌカンへの拝み方 】

① 毎日、水とご飯を取り換えてヒラウコーをタヒラ半(二枚半)拝し、手を合せる。1日15日は塩やお酒も入れ替え、ご飯(白ウブク)を三膳供えて拝みのグイスを唱える。

② 毎日、水とご飯を取り換えるもののヒラウコーは拝さない「カラ手」で手を合わせる。1日と15日にしっかりと拝みを捧げる。

③ 日ごろはご飯は供えず、水とお塩のみ交換し、カラ手で拝む。1日15日にはお酒とご飯(白ウブク)三膳を供えて拝む。

…などなどの家がありました。本来は「不足が出るので」①が良し、…とするユタさんなどが多いです。

ただ「実際に日々拝む立場としては、日常は忙しい!」との声も多く、「手落ちがありましても大目に見ていただき、家族をお見守りください。」などと言葉を添える…、との意見も多数あります。

いかがでしたでしょうか、今日の沖縄の御願カレンダー(2018年7月16日~7月22日)は何事もないので、相談として多い声をピックアップしながら、日ごろの拝み方についてお伝えしました。

「心を込めようと思えば、自然と形も丁寧になる」ものですが、毎日の拝みでは時には、形だけ済ませようとして「気」が抜けてしまうこともあります。

せっかく手を合せるので、ぜひ心も意識して、昨日一日への感謝と、今日一日を無事に過ごせるよう、ヒヌカンとお話をしてみてください。

まとめ

日々の拝み、現代事情

・最近ではヒヌカンのない家庭も増えた
・賃貸一戸建てで位牌が残っている体験談
・台所の大きさに見合った食器で揃えても良い
・ヒヌカンがなければ玄関「トゥパシラの神」へ拝む
・毎日ご飯と水を変え、手を合せるのが理想的
・1日15日にはご飯三膳とともに、お酒や塩も交換する


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